デモに参加する人の気持ち

デモというと何となくメーデーを思い浮かべてしまいます。メーデーはサラリーマンが会社に対して起こすデモ行進なのですが、今回、国会前で安保法案の反対デモが起こりました。

自称10万人デモは学生のデモ団体シールズによって起こされたものです。学生運動と言えば昭和40年代に起こったものを思い浮かべてしまいます。

あのときは過激派集団と化し、一部は革マル派日本赤軍になったりもしました。日本のくらい歴史の一部と言ってもいいでしょう。

70年代の日米安保条約の反対運動の時はかなりの死者も出たようです。東大の安田講堂事件や浅間山荘事件などは今でもテレビで流れます。

今回のシールズという団体は民主青年党とよばれる組織に属しているようです。完全に左寄りの人達が普通の学生をうまく丸め込んで仲間に入れたようです。

そのシールズ主催の今回のデモは学生よりも実は、高齢者が多かったのが意外でした。しかしその中には以前学生運動をしていた人物達もかなりいるようです。

思想というのは人それぞれ事由ですが、人に無理強いや曲がったことを教え込むのは如何なものかと思ってしまいます。